爬虫類（カナヘビやスキンク、ヤモリ）のブリーディング・繁殖・通信販売　LACERTA ROOM（ラセルタルーム）
ホウセキカナヘビやミドリカナヘビ等のヨーロッパカナヘビ類をメインにブリーディングをしています

激珍！カナリア諸島固有のカラカネの地味なほう（笑）
しかし、このカラーリングは好きな人には堪らないでしょう。
背部は光の当たり具合によって、アイアン、カッパー、シルバーのようなメタリックな金属色を呈し、側面はこれまたメタリックなブラック。渋いです。カッコイイです。
今回パツンパツンに太ったイイサイズのアダルト1ペアのみ入荷しました。
とりあえず入荷後少ししてから餌与えると、ロケットのようにコオロギにアタックしていきました（笑）
この種もグランカナリアカラカネと同じく非常に頑健で、さらに陽気なカラカネ。昼間は結構バスキングする姿を見ることができます。
若干の傷（下記参照のこと）はありますが、それ以外は非常に状態は良いです。
雌雄とも再生尾、雄は指飛び（後右脚、後左脚、前右脚） あり。
次回の入荷は当分見込めそうにありません。探していた方はお早めにどうぞ。

◆種名：ニシカナリアカラカネトカゲ
◆学名：Chalcides viridanus
◆英名：West Canary Skink
◆生息地：スペイン領カナリア諸島テネリフェ島、エル・イエロ島、ラ・ゴメラ島
◆生産国：チェコ
◆入荷日：2009年7月6日
◆生年月日：不明
◆性別：♂、♀
◆最大全長：頭胴長8〜10cm、全長15〜20cm
◆平均寿命：10〜15年程度
◆病歴：なし
◆マイクロチップ：なし（不要）

◇餌
昆虫食の強い雑食性。
サプリメントを添加したフタホシコオロギやヨーロッパイエコオロギ、ワラジムシなどを中心に、色々な昆虫を与えましょう。
また、ふやかしたリザードフードや配合飼料も慣れれば食べます。

◇飼育ケージ
45〜60cm程度の水槽もしくは爬虫類専用ケージなど。

◇飼育環境
通気の良い乾燥した環境が最適。床材は乾燥系のものを使用しましょう。
シェルターを入れてあげてもよいですが、ある程度床材を厚く敷き、潜らせたほうが自然な感じもします。

◇飼育温度
25℃程度、バスキングスポット35℃程度。（日中）
夜間はしっかり温度を下げてあげると調子が良い。
ケージ内には温度勾配を作り、必ず体温を下げられる場所を作ってやる。
耐寒性がかなりあるので、寒さには強いと考えてよい。
冬は保温器具なしで管理し、冬眠を促してやると、自然と餌を摂らなくなり、冬眠状態となる。

◇紫外線
爬虫類用蛍光灯やメタハラの使用が最適です。
グランカナリアカラカネと同じく、カラカネトカゲのわりには思いのほか日光浴を好みます。
晴れた日等は日光浴させてやると健康維持や繁殖等の面で効果的だと思われます。

◇ブリーディング
国内はおろか、海外でも繁殖例は聞きません。他のカラカネトカゲと同じく卵胎生のようです。
おそらく冬季のクーリングが鍵だとは思います。
是非ブリーディングにトライしてください！